ジェイテクトプレシジョンベアリングは何を作っているんだろう?
- 私たちが作っているのは、
モノが安定して回転するのを助ける「ベアリング」です。 -
ベアリングは、日本語では「軸受(じくうけ)」と呼ばれ、回転する軸を持つ機械には欠かせない重要な部品です。その原理となるのは、転がり運動。モノを動かそうとしたとき、抵抗となる摩擦力が発生しますが、モノと地面の間に玉などの転がるものを入れることで摩擦力を低減させる仕組みです。古代エジプトで、ピラミッドの建設のために石を運ぶ際も、この転がり運動の原理を用いていたといわれています。
転がり運動の原理
ベアリングの構造と役割
- 転がり運動
- 中心部分の軸が回転すると、転動体が転がることにより、摩擦力が低減
機械にはたくさんの「回転運動」が存在します。ベアリングはその回転軸がスムーズにまわるよう支えるのが使命。回転の抵抗となる摩擦力を小さくし、力やエネルギーをムダなく伝える重要な役割を担っています。例えば自動車には、100個以上のベアリングが使用され、その精度もサブミクロン(1万分の1ミリ)レベルです。現代の重要な社会課題である環境問題に対して、高精度のベアリングが、省エネルギー化を推進し、CO2削減に貢献しています。
どんなところで使われているのかな?
これからの将来性はどうなんだろう?
- 社会・産業が未来へ進むのを根底で支えています。
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モノの進化にベアリングは欠かせません。自動車の電動化や半導体・ロボットなど成長分野にも使用されており、当社のベアリングが活躍する場が増え、明るい未来が待っています。