製品開発

ベアリングの製造には、モノをつかんだり、機械にセットしたりするために、さまざまな治具（じぐ）が必要になり、それら治具設計から管理に至る一連の業務が私の担当です。具体的には、まず製造する製品に合わせて、CADを用いて治具を設計。完成した治具は、製造ラインで使用してもらい、摩耗した治具は再度正しく使用できるよう研磨・調整しています。CADを使うようになったのは、入社してから。決まった設計式はあるものの、素材の硬さなど、モノの特性によって設計を細かく調整する必要があるので、試行錯誤しながら取り組んでいます。

若い従業員だけでなく、経験豊富な中堅・ベテランの従業員も多く、困ったときには部署関係なく手助けしてくれます。担当業務を10年、20年と続けている大先輩は、私が難しいと感じているポイントにすぐに気がつき、「こうすればいい」と教えてくれ、心強い限りです。また、治具を使う現場の人からは、課題解決のアドバイスをいただけるので、とても助かっています。「より良い製品をみんなで作ろう！」という雰囲気に満ちた会社です。